フロント・ドアスピーカー交換


新車購入時、フロント・ドアには純正スピーカーが入っていましたが、安価で入手できた他社製スピーカーと交換しました。そのスピーカーは米国のボッシュマン(BOSCHMANN)というブランドで最近勢力を伸ばしており、日本でもディスカウントストアでよく見かけます。音質も良くて安価なのが魅力です。ヤマダ電機に乗っ取られたダイクマの閉店セール(全品3割引)で通常販売価格¥4800を¥3360で購入できました。
今回購入したトレードインタイプの PR-1650EU は車種別対応表でシャレードはリアサイド(付属ブラケット要)しか記載されていませんでした。フロントドアに付けたいのですが、もし合わなければリアサイドに付けて、既にリアサイドに付けているケンウッドの3ウェイスピーカーをフロントドアに移動しようと考えました。結果的に BOSCHMANN をフロントドアに付けることができました。


BOSCHMANN
BOSCHMANN PR-1650EU
ミッド・バス・ウーハー
ウーハー:165mm P.P.P.コーン
最大入力:140W
購入価格:¥3,360

パッケージには、トヨタ、日産、三菱、ホンダ、マツダ、スバル、スズキと表示してあり、何故か ダイハツ だけ抜かされている。店舗備え付けの車種別対応表には殆んどのダイハツ車に装着可能となっているのだが・・・
ドアの内張りは、先ずドアミラー内側の三角コーナーを引き抜き、矢印の4ヶ所のネジを外します。
あとは、内張りの周囲をブッシュに差し込んであるので、丁寧に引き抜くと外れます。

パワーウィンドウのスイッチに配線されているコネクタを外すと、内張りを完全に分離できますが、スピーカー交換の場合はそこは外さなくても作業可能です。
ドアの内張りを外して純正スピーカーを取り外したあとのスピーカー取付スペース。

枠に防振用ゴム材が塗られているので、外すのに少し力が必要でした。



   
取り外した純正スピーカー

FUJITSU TEN
最大入力:15W

今回装着するBOSCHMANN PR-1650EU
(写真は加工した付属ブラケットを付けた状態)

配線は、スピーカーコードや簡易結線用タックも付属していましたが、純正コードをハンダで付替えました。
純正スピーカーを固定していたネジ穴(4ヶ所)を利用して取り付ける。

スペース的にはピッタリですが、やはりネジ穴の位置がずれていました。付属ブラケットを利用しても少しずれていました。でもブラケットを少し加工するだけで取り付け可能です。


ドアの内張りを元に戻して作業終了。
左ドアも同様に取り付け



 
デトマソでもフロントドアスピーカーは年式により若干の相違があるようです。私のは初期のデトマソですので標準で4ヶ所留めの16cmスピーカーが装着されていました。年式によっては元々付いていなかったり、3ヶ所留めのスピーカーだったりします。でもスペース的には問題ないので適当に加工すれば装着できるはずです。

音質はやはり純正スピーカーと比べると格段に良くなりました。最大入力も15Wと140Wでは大変な差です。別売りのスーパーツィーター(MM-2又はMM-8)を追加することも可能ですので、いつか付けてみようと思います。また同サイズで PR-1652EU という2wayスピーカーもラインナップされています。こちらは実売価格が5800円程度です。それまでBOSCHMANN というブランドは知らなかったのですが、私はブランドには拘らないので、この価格は魅力的でした。というか日本のブランドが高すぎるのでしょうね。
2002年5月




 


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