マフラー交換
デトマソの2本パイプのマフラーも気に入っていたのですが、カバー(マフラーカッター)の取り付け部が錆びて1本どこかに落としてしまいました。カーショップで千円程度で売っていますが、純正とは微妙にデザインが異なるので付ける場合は2本買ったほうが無難です。・・・格好悪いので、とりあえず残っているもう1本のパイプカバーも外して暫らく走っておりました。その後ヤフオクでタナベマフラーを安価で入手できたので交換してみました。
タナベ Gパワーメダリオン 社外品唯一のマフラーですが、デトマソ(G201S)用は製造終了しております。 その後、スーパーメダリオンが発売されています。 型番:GDX-801 定価:¥52,000 購入価格¥4,200 中古品ですが程度は良でした。 パイプ部分は錆びを落として、耐熱の防蝕亜鉛末塗料で塗装しました。 |
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交換前の純正マフラー (パイプカバーは2本とも外しています) 車体リアをジャッキアップして必ずジャッキスタンド(ウマ)をかけて作業しましょう。 ジャッキのみで車体下に入るのは大変危険です。 |
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私の場合、身体がでかく、ジャッキアップしただけでは作業性が悪いので、リアタイアを外して横からやりました。普通の人はタイヤは外さなくても、下にもぐり込んで作業できるはずです。 矢印部分のフランジを外します。 |
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フランジはエンジン側のナットを外す。 純正は、12mmのレンチが適合します。 かなり固いので、前もって潤滑油を吹き付けておくとよい。 私の場合は数日前から”CRC556”を吹き付けておきましたので、簡単に外れました。 |
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2箇所の吊り下げ金具をゴム製ブッシュ(矢印部分)に差し込んであるので、引き抜いて純正マフラーを外す。 ブッシュも劣化していれば交換します。(今回はそのまま使用しました) エンジン側のフランジに固着している古いガズケットをマイナスドライバー等で削り取る。凹凸があればガス漏れの原因になるので、サンドベーパー等を使用して平らにする。 |
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付属していたゴム製ブッシュ 適当な市販品を使用してもOK 取り付けは簡単だけど、いったん取り付けるとなかなか外れない。ついでに交換しようと思ったけど、古いのが外れなかったから、時間も無いし今回はやめたというのが実情です。 |
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取り外した純正マフラー 10年目にしては、思ったほど腐食していませんでした。 まだまだ使用できそうなので、とりあえず保管しておきます。 |
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取り外したのと逆の手順でタナベマフラーを取り付ける。 ガスケットは新しいものを挟み込みます。50φガスケットはカーショップで500円程度で売っています。 中古品等で取り付けボルトが無い場合もあらかじめ用意しておきます。(純正ボルトは埋め込んであるので再利用できません) 純正ボルトは8φですが、今回は10φ×30mmを使用しました。フランジのエンジン側の穴をドリルで10φに広げました。 |
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取り付け終了後のマフラー 取り付け後にエンジンをかけ、ガス漏れがないかチェックする。 異常がなければ、近所を走行して様子をみてみるとよいでしょう。 作業時間:約1時間 |
このマフラーはサイレンサー(たいこ)があるリアの部分のみの交換ですので作業自体は簡単です。しかし作業には危険が伴うので安全には十分配慮しましょう。 リフトアップするのがベストですが、ジャッキアップの場合は必ずジャッキスタンド(馬)を使用しましょう。車体付属のパンタジャッキのみとかブロックを利用したりすると、作業中に壊れたり外れる可能性があり大変危険です。 デザイン的には純正2本パイプも良いけど、パワーメダリオンも“まあまあ”かな。走ってみるとあまり変わった気がしない。でも音は少し低音の響きが良くなったようです。まあ4千円ならお買得だと思いました。 それから自宅車庫の車止めに当たってしまうので、車庫の改造のほうが時間がかかりました。 買い物に行った際の駐車場でも気をつけないといけないと思いました。 |
2003年2月 |
タナベ スーパーメダリオン ハイパースペック シャレード・デトマソ(G201)用: HDX-901Z 定価:\40,000 メインパイプ 50φ、テール径 90φ、近接騒音地 91dB |