デ・トマソの特徴
■スポルト・イタリアーノ■ |
それは、ラテンの香り。走りの喜び。 コンパクトボディに1.6Lチューンドエンジンを載せ、 エアロパーツを着こなし、レカロ、ナルディ、ピレリ・・・世界の超一級品を奢る。 どの日本車とも違う、ヨーロッパ流スポーティハッチバック。 |
内外装 | |
NARDI steering wheel | |
フェラーリをはじめとする名だたるスポーツカーと共に、その性能を鍛えてきたナルディのステアリングホイール。デ・トマソはフィット感が良く、ハンドリング性能に優れた本皮巻き3スポーク364mmを装備。本物だけが持つ完成されたデザインが、ひときわ美しい。 デ・トマソ エンブレムが入ったメーターパネルの赤い文字がスポーティムードを高めている。 メーターの文字は紺の背景に赤文字だから点灯すると鮮やかだが、昼間はちょと見にくいかも |
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RECARO sports seats | |
高品質、高性能で折り紙付きのカイパー・レカロ社が開発したスポーツシート。デ・トマソのドライビング・ポジションに合わせた専用形状に加え、シート表皮をインテリアとコーディネートさせている。その座り心地とホールド性は超一級品である。 さすがレカロで、座り心地とフィット感は最高です。 |
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PIRELLI P600 tires & aluminum alloy wheels | |
世界の名車がこぞって装備しているタイヤ、ピレリ。 デ・トマソは、偏平率60%のP600(185/60R14)を装備。 高速走行性能はもちろん、コーナリング時の高い限界性能を誇る。 専用アルミホイールは”DETOMASO”ロゴ入り。 専用の14インチアルミホイールはなかなかのデザインだが、5Jはちょっと細いかも。 ピレリーはやや磨耗が早いような気がします。 |
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DE TOMASO emblem | |
専用フロントグリルのデ・トマソ エンブレム |
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Crystal head lamps & halogen fog lamps | |
クリスタルヘッドランプ すずやかな印象を生む、新感覚のヘッドランプ。 シャレードの新しいトレードマークです。 専用バンパーのハロゲンフォグランプ クリスタルヘッドランプは全車共通。フロントバンパーはデ・トマソ専用で優れたデザインです。 |
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Hood garnish | |
フードガーニッシュ これもデ・トマソのトレードマークです。 これを見て「ターボですか?」といわれることもしばしばです。でも、これは単なるアクセントとしての飾りで、実用上のメリットはありません。 |
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LED high mounted stop lamp & roof end antenna | |
脱着式ルーフエンドアンテナ このアンテナもデ・トマソの特徴で、ヨーロッパらしいスタイルとなっています。ねじ込み式で伸縮はしないので、はずした場合は紛失しないように要注意。 |
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Dual exhaust pipes | |
デュアル・エキゾーストテールパイプ はき出される迫力あるエキゾーストノートがデ・トマソムードを高めている。 2本のパイプカバーはステンレス製ですが、取り付け部がスチールなので、錆びて落ちてしまうことも |
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Back door spoiler | |
バックドア・スポイラー リアのデザインもデ・トマソならではのスポーティな雰囲気にまとめられている。 |
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パワーユニット |
HD-EG型 直4 SOHC 1589cc 最高出力 125ps/6300rpm 最大トルク 14.7kg-m/4000rpm パワーウエイトレシオ 7.2kg/ps(5MT)、7.4kg/ps(4AT) 10.15モード燃費 15.0km/L(5MT)、13.0km/L(4AT) |
■1.6L
チューンドエンジン 1.6L 4気筒16バルブEFI(電子制御式燃料噴射装置)。アルミダイキャスト製シリンダーブロックの採用などで徹底した軽量・コンパクト化を図り、1シリンダー4バルブ&クロスフローレイアウト、高出力プロファイルカムシャフト、ステンレスパイプ製エキゾーストマニホールドなどで、吸・排気効率を追求し、チューンアップした高性能エンジン。さらには、走行状況に応じてコンピューターが燃料供給を適切にコントロールするEFIを採用し、シャープなレスポンスと優れた経済性を実現。 最高出力(ネット)125ps/6300rpm、最大トルク14.7kg-m/4000rpmを発生するこのHD-EG型エンジンは、ノーマルアスピレーション特有のスムーズな加速とゆとりのトルクで、高質な走りを生み出した。 この HD-EG型 エンジンは、アプローズやロッキーの HD-E型 をチューンアップしたもので5psアップを達成している。デトマソ以外には使用されていないので、デトマソ専用エンジンといえる。 特別ハイパワーというわけではありませんが、1600としては元気なエンジンです。それに車体が軽いので、パワーウエイトレシオ7.2kg/ps と余裕のある軽快な走りが堪能できます。 燃費はノーマルのシャレードよりはやや劣りますが、それでも10.15モードで15.0km/L(ATは13.0km/L)と経済性も維持しています。それに無鉛ガソリン(レギュラー)仕様なのが庶民にとってはありがたいところです。 ただ、1600という排気量は自動車税額では2000ccクラスと同じなので、支払い時にちょっと損した気分になるかも。 |
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オートマチック“ESAT” |
■スポーティ走行と低燃費のベスト・マッチング シフト・ワークで運転を楽しむ5速マニュアルと、動力の伝達効率を高めた電子制御式フルオートマチック”ESAT”を用意。 ESATはAUTO、POWER、EASYの3つのモードで、多彩な走りに対応。 AUTOモードは、通常走行に適した燃費重視。このモードでは、アクセルを踏み込む速度に応じて自動的にPOWERモードに切り替わり、俊敏な加速を得られる POWERモードをセレクトすると、ゆとりある1.6Lエンジンと相まって、デ・トマソならではのダイナミックなスポーティ走行を堪能できる。 EASYモードは、常に2速以上にシフトするので雪道や渋滞時でのスムーズな走りに役立つ。 このクラスでも今や4速ATは珍しくないにしても、クラス初の電子制御ATは優れた機能です。POWERモードは自動シフトが高めの回転域で行われるので、デトマソとの相性がよく、パワフルな走りが実感できる(その分燃費は悪くなりますが)。EASYは他社のスノーモードによく似たもので、2速から発進し自動シフトがPOWERより低めの回転域で行われる。AUTOは通常は経済走行パターンだが、アクセルを勢いよく踏めば自動的にパワーモードに切り替わる。 この3モードATは、ノーマルシャレードにも全車標準装備されているので、デトマソユーザーはともかく、セカンドカーとして利用するようなユーザーに理解されているか疑問です。 とにかくAUTOを選択しておけば無難な走りができるわけですが、それでは宝の持ち腐れになりかねませんので、それぞれの特徴を理解して使用すべきでしょう。 それから、OD-OFFを使用した後、いったんエンジンを切ればOD-ONに戻るのは新しい親切設計です。 |
サスペンション |
■専用チューンのハードサスペンション ボディはコンピューターを使って骨格の最適配置を行い、すみずみまで強化した高剛性ボディ。この高剛性ボディをベースに、ストラット式4輪独立懸架方式サスペンションをデ・トマソの名にふさわしくチューニング。フロントにはサブフレーム+L型ロアアームに加え、ロアパフォーマンスフレームなどを採用。リアのロアアームはパイプ化して剛性を高め、さらには前後とも専用のスプリングとスタビライザーで強化。デ・トマソの高い走りのポテンシャルは、高剛性ボディと専用のハードサスペンションが支えている。 また、メーカーオプションで3ステージダンパーを用意。路面状況、走行状況、に応じて3段階にダンピング性能を切り替えられ、多彩な走りに対応する。さらに、LSDのオプション装備によって、路面状況に左右されない駆動力を確保できる。 |
■4輪ディスクブレーキ ブレーキシステムは4輪すべてディスクとし、高質な走りにふさわしいブレーキ性能を身につけた。さらに、フロントには耐フェード性に優れたベンチレーテッド・タイプを採用し、高い安全性を確保している。 |
高剛性ボディ |
@前と横からの衝撃に有効な フロントセーフティバー A横からの衝撃に備えた サイドインパクトビーム B操安性を高める フロントサブフレーム |
■全車共通の高剛性ボディ 安全性には可能なかぎりの努力を注ぎ込んだシャレード。その大きな安全性の基本になっているのが全車共通の高剛性ボディです。コンピューターを使った骨格の最適配置に加えて、ピラーやルーフなど各部分の強度もアップして、きわめて高いボディ剛性を実現しました。安全性のみならず静粛性や操安性などの向上にも大きく貢献しています。 シャレードは衝撃を吸収・分散化するクラッシャブルボディを採用して、衝突安全性を大きく向上。衝突時にフロントフレームが効果的に収縮・変形することで、衝撃は車室までおよびにくい構造になっています。フロントセーフティバーを備えて、前方からの衝撃吸収力が大幅にアップしました。さらに、横からの衝撃に対しては、サイドインパクトビームはもちろん、フロントセーフティバーがピラーとピラーの間をがっちり支え、安全性を高めています。 |
居住性 |
■人はゆったりと、荷物はしっかりと (イラストは1300・5ドアCX) ●室内有効長1640mmを確保し、大人4人が余裕をもって座れて、ロングドライブでも疲れない車内スペースです。 ●大型スーツケース(77×55×26cm)が収納できる大容量235L(VDA法)のラゲージスペース。さらに不等分割前倒式リアシートを倒せば、大型の荷物も収納可能。 デ・トマソの室内スペースはノーマルのシャレードと同じです。スポーツタイプの車は車内スペースが狭く、特に頭上高に余裕がないものが多いのですが、その点デ・トマソはベースがファミリーカーのシャレードですので十分な室内空間があり、視界も良好で、快適な運転ができます。 |
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